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改葬とは墓理法で定められたお墓の引越し|知っておきたい改葬の種類

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改葬とは墓理法という国が定めた法律に定義された、埋葬してある遺骨を取り出して他の場所に移すことです。墓理法第2条3にこうあります。

「「改葬」とは、埋葬した死体を他の墳墓に移し、又は埋蔵し、若しくは収蔵した焼骨を、他の墳墓又は納骨堂に移すことをいう。」

整理すると改葬とはお墓の先祖を別の場所に移すことを指します。そのため、改葬先を明確に指定したものではありません。

そのため移転先として公営墓地・寺院墓地・納骨堂・合祀墓、海や宇宙への散骨もあります。では、どんなことに注意して改葬先を選べばよいのでしょうか。改葬について学んでみましょう。

改葬を行うか決めるポイント

改葬は役所への手続きやお寺との調整とかなりの手間がかかるもの。何度もできることではありませんから、改葬すべきかどうかは家族、親類と話し合うことが大切です。改装したほうがいいかどうかのポイントをまとめてみました。

自分より後の継承者の有無

自分が亡くなった後にお墓参りや遺骨の管理をする人がいるか考えましょう。

寺院墓地や公営墓地は墓石を建てるので管理する人が必要になります。もし自分の代で途絶える場合や継承者がいても負担にさせたくない時は、散骨や合祀墓・樹木葬など管理のいらない方法を選ぶと良いでしょう。同じ寺院墓地や公営墓地でも合祀墓であれば継承者は必要ありません。

納骨堂は様々なプランがあり、一定年数を個人のお仏壇で永代供養とし、その後は合祀することもできます。また、墓石でも個人のお墓での永代供養と合祀を組み合せたプランを案内しているところも少ないですが出てきています。永代供養は次の章で詳しくご紹介します。

墓石など物質的に拝む対象の必要性

お墓参りをする際に墓石のように拝む対象があったほうがよいか考えましょう。

拝む対象が欲しい場合は、寺院墓地・公営墓地がよいでしょう。継承者がいない時や個人のお墓でなくてよいのであれば合祀墓がおすすめです。

拝む対象がなくても良い場合は、散骨・樹木葬がおすすめです。樹木葬では墓石の代わりとしてメモリアルツリーを選べるところもあります。

他人の遺骨と混ざった場所で供養してもよいか

拝む際に特定の故人(あるいは先祖全員)に向かって拝みたいか、他の知らない故人と一緒でもよいか考えましょう。

合祀墓を選んでしまうと骨壷から出して他の遺骨と一緒に眠ることになります。お墓参りの時、他の人も眠っているところに手を合わせることに違和感がある人は避けた方がよいでしょう。

永代供養

永代供養とは、お墓参りをする人がいなくなっても供養・管理をしてくれることです。ひとつ注意したいのは“永代”とは“永遠”という意味ではなく、契約期間があるということです。特に納骨堂やお墓での永代供養では合祀されるまでの年数が様々なので、どれぐらいの年数を個人の遺骨として保管してほしいのか考えましょう。

ただし、合祀墓(永代供養墓、合葬墓と呼ぶ時もあります)での永代供養は管理者が続く限りずっと供養してくるのでご安心ください。管理者によってお経を読む頻度や宗派が異なるので確認しておきましょう。

永代供養のいいところ

永代供養の良いところは、最初は個人としてお墓やお仏壇を持つことができ、一定期間が過ぎると合祀されるので子供・親族に迷惑をかけないことです。その費用もまとめて先に払っておくので金銭面についても迷惑をかけません。

また、お墓参りをする人がいなくなっても供養・管理をしてくれるので、例えば夫婦で同じところに入る場合、先に自分が死んでしまった時でも相手の供養は管理者がしっかりとしてくれます。

あらかじめ何人が同じところに納骨すると決めて契約をしておけば、最後の1名が亡くなってから何年後に合祀ということもできるので、生きている間はそのグループ全員がお墓参りできます。

永代供養の良くないところ

永代供養の悪いところは、最終的には合祀されるのでやり直しができないこと、合祀墓でのお墓参りに違和感がある人もいることです。この点については家族・親族とじゅうぶんに話し合いましょう。合祀されてからではやり直しができません。

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